DIRETO XR / SUITO / TUOなどのインタラクティブトレーナーについて
突然負荷が変化しなくなった
My E-Trainingで再設定後ご確認いただいても解消されない場合は、負荷ユニット本体の原因も考えられますのでご購入の販売店を通じて弊社までお問合せ下さい。
サードパーティー製アプリをご使用の場合はコチラもご参照ください。
低速時に負荷が抜ける様な感触がある
ELITEのインタラクティブトレーナーは、低ケイデンスで約10km/hを下回った際、負荷が軽くなるように設定されています。
これは、急激に負荷が掛かってペダリングがロックすることにより、膝などの関節や、ホームトレーナーのユニットに、悪影響を及ぼす負担が掛からないようにする為の機能で、異常ではございません。
この機能は高負荷時に、低ケイデンスで速度が約10km/hを目安に負荷が設定値より弱まり、速度が上がると設定負荷値へスムーズに戻ります。
速度が10km/hを下回りそうな場合は、適切なギア比をご使用いただきますようお願いいたします。
DIRETO XR / DIRETO XR-Tの再現負荷がおかしい気がする
他社製品を含む他のホームトレーナーから、DIRETO XR / DIRETO XR-Tに乗り換えられた場合、本製品の最大再現勾配が高いため、ヴァーチャルライド等で強い負荷がかかる急勾配区間を走行時には、今までのホームトレーナーに対して、異なる負荷に感じる場合がございます。
これは再現できる負荷がより大きなものになっているためです。
TUOの組立てと初期セッティング方法
非常にわかりやすいYouTube動画がございますのでご覧ください。動画はこちら。
本編の内容は、ホイールサイズ別の負荷ユニット取付け方法、スルーアクスルアダプターについて、ローラー接触圧の調整、タイヤがローラーのセンターに来ない場合について。
取扱説明書にも同様の説明がございますので併せてご確認ください。
TUOのパワー値がおかしい気がする
TUOから送信されるパワーデータは、ELITE独自のアルゴリズムに基づいて算出される計算値です。
ELITEは高い精度の製品を皆様のお手元にお届けできるよう、すべてのTUOを校正してから出荷していますが、時間の経過とともにいくつかの要因が変化し、その結果パワー値の精度が低下する可能性があります。「スピンダウン」と呼ばれるホームトレーナーのキャリブレーション手順を利用し、長期間の使用による変化を評価し、トレーナーが発生する負荷への影響を補正してください。
スピンダウン・キャリブレーション
01 キャリブレーションは、ホームトレーナーが少なくとも10分間ウォームアップ(平均パワー100~150W)した後に行うことが重要です。
10分間のウォームアップの後、TUOでより正確なキャリブレーションを行うために、タイヤに対する負荷ユニットの押し付け圧を再調整する必要があります。
02 ウォームアップが終了したら、プリロードレバー(画像左1)を左に回してローラーをタイヤから一旦外し、ダイヤル型の調整ノブ(画像右2)を使って、ローラー部分がタイヤに僅かに接触するまで距離感を調整してください。
03 調整が完了したら、プリロードレバーを右に回して、タイヤとホイールに適切な圧力がかかるようにセットします。
タイヤの空気圧は7.5bar(もしくは使用するタイヤのメーカー指定値)である事を確認してください。タイヤセレクトはELITEのコパトーン・トレーナー用タイヤの使用が最も理想的です。
スピンダウンの手順を実行するには、My E-Trainingで関連するコマンドを選択し、指示に従います。
キャリブレーション手順を実行する前に、こちらでご紹介の手順に基づいて、ホームトレーナーが適切に構成されていることを確認してください。
メイン画面から[パラメーター]を選択し、[TRAINER(トレーナー)]タブに、送信プロトコルアイコン(BluetoothまたはANT +)を含むホームトレーナーの名前と画像が表示されていることを確認します。ANT + IDコード(例 / 12345)またはBluetooth IDコード(例 / A1:B2:C3:D4:E5:F6)が「トレーナー」のシリアル番号の下の各種センサーシリアルに表示されていることを確認してください。
キャリブレーション開始コマンドは、アプリの[パラメーター]内にあります。
キャリブレーションは画面の指示に従ってください。ペダルを漕ぎ始め、あらかじめ設定された値まで速度を上げる必要があります。ペダルを止めるように通知されたら、すぐに止めてください。
数秒後、キャリブレーション手順が正常に完了したことが通知されます。
スピンダウン値はTUOに記憶され、エリート以外のサードパーティ製ソフトウェア / アプリ / デバイスを含め、接続されたすべてのデバイスに対して常に正しいパワーデータが送信されます。
手順完了時に画面に表示されるSpinddown Value(スピンダウン値)は数値確認の表示であり、手動で編集したり、他の場所に入力したりする必要はありません。
ホームトレーナーと自転車のパワーメーターを接続した場合、パワーは計算ではなく自転車のセンサーで計測されるため、前述の注意事項は無効となります。詳しくは、「パワーメーターリンク」の解説をお読みください。