[Team Sky] エネコ・ツアー2010 第4ステージ ボアッソンに発射されたヘンダーソンが接戦スプリントを制す
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2010年8月21日、エネコ・ツアー(UCIプロツアー)第4ステージが大会最長の214kmコースで行なわれ、前年大会覇者ボアッソンの完璧なリードアウトを得たグレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド、チームスカイ)が勝利。
スプリントで競り合うケニーロバート・ファンヒュンメル(オランダ、スキル・シマノ)、エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームスカイ)、グレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド、チームスカイ)photo:Cor Vos
チームスカイ率いるメイン集団はラスト1kmのアーチ手前でマローリを吸収。チームスカイが主導権を握り続け、新人賞ジャージを着るボアッソン先頭で最終ストレートへ。
バイクを投げ込んでゴールするエドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームスカイ)ら: photo:Cor Vosボアッソンに発射される形でヘンダーソンとケニーロバート・ファンヒュンメル(オランダ、スキル・シマノ)が飛び出し、ボアッソン、ヘンダーソン、ファンヒュンメルの3名が横一線に並んでゴール。写真判定の結果、ヘンダーソンの勝利が決まった。ステージ優勝を飾ったグレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド、チームスカイ) photo:Cor Vos
ヘンダーソンはチームスカイ公式サイトの中で「今日は自分のスピードを試す良いチャンスを得たんだ。チームメイトたちの働きに勝利で報いることが出来て本当に嬉しい。作戦を100%遂行してくれたチームに感謝している。昨日エドヴァルドが僕のところに来て『これまで数日間サポートしてくれてありがとう。明日はリードアウトします』と言ったんだ。監督もその作戦に同意。今日は調子の良さを感じていたので良いスプリントに持ち込む自信があった。しかもラスト1kmの時点でまだ3名もチームメイトが前に残っていて、最後はエドヴァルドのおかげで好位置からスプリント出来たんだ」とコメント。チームメイトたちの働きに感謝した。