[Team SKY] ステル・ZLM・トゥール2012 / 世界チャンピオンのマーク・カヴェンディッシュがステージレース初総合優勝!
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[Team SKY] ステル・ZLM・トゥール2012 / 世界チャンピオンのマーク・カヴェンディッシュがステージレース初総合優勝!
6月14日から17日までの4日間、オランダで第26回ステル・ZLM・トゥール(UCI2.1)が開催され、連日トップスプリンターによる激しい闘いが繰り広げられた。世界チャンピオンのマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームスカイ)が自身初のステージレース総合優勝に輝いている。
総合表彰台、左から3位ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、ロット・ベリソル)、優勝マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームスカイ)、2位ラース・ボーム(オランダ、ラボバンク): photo:Cor Vos
Cavendish: The overall winner at the ZLM Toer: TEAM SKY 世界チャンピオンのカヴェンディッシュは第1ステージ3位、第2ステージ2位、第3ステージ2位、そして第4ステージ16位。ステージ優勝にはあと一歩届かなかったが、安定感ある走りで総合優勝に輝いた。
プロレースで実に80勝以上飾っているカヴェンディッシュだが、ステージレースの総合優勝はこれが初めて。イエロージャージを着たカヴェンディッシュは「ステージ2位が続いたけど、初めての総合優勝に満足している。昨日(第3ステージ)はチームメイトがずっとハイペースを作ってくれて、ゴールに到着したときには集団が25人にまで絞られていた。信じられなかったし、チームとして成し遂げたことを誇りに思う」とコメントする。
ジロ・デ・イタリアを完走後、カヴェンディッシュは長期の休養を取らずにトレーニングを継続。一旦強度を落とし、ツールとロンドン五輪に向けて再びコンディションを上げる過程にある。「トレーニングはうまく行っている。今年はロンドン五輪が控えているので、フレッシュな状態でツールに挑む必要がある。ツールに向けてコンディションをベストな状態まで上げ、チームとしてグリーンジャージとイエロージャージを手にしたい。今はとてもリラックスしているよ」。