[MOVISTAR TEAM] ツール・ド・スイス2012第2ステージ / 超級ヴェルビエで総合争い勃発 コスタがFシュレクを撃ち落とす!
- レース
[MOVISTAR TEAM] ツール・ド・スイス2012第2ステージ / 超級ヴェルビエで総合争い勃発 コスタがFシュレクを撃ち落とす!
ツール・ド・スイスは2日目にして山場を迎える。超級山岳ヴェルビエを舞台に総合有力選手たちが力比べ。早めに仕掛けたフランク・シュレク(ルクセンブルク、レディオシャック・ニッサン)をゴール200m手前で捉え、抜き去ったルイ・コスタ(ポルトガル、モビスター)がステージ優勝とイエロージャージを手にした。
Victoria COSTA – Vuelta a Suiza.: MOVISTAR TEAM
ラスト200mでついにコスタがFシュレクをキャッチ。力強いスプリントでコスタが先着した。:MOVISTAR TEAM
ラスト1kmアーチを過ぎてメイン集団から一人飛び出した形になったコスタは、快調にFシュレクを追いつめる。徐々に失速するFシュレクを視界に捉え、コーナー毎に距離を詰める。ラスト200mでついにコスタがFシュレクをキャッチ。力強いスプリントでコスタが先着した。
ボーナスタイムを獲得したコスタが総合首位に躍進。イエロージャージに袖を通したコスタはその喜びを以下のように語る。「ロマンディ以降レースを走っていなかったので、自分のコンディションに自信が持てていなかった。だから登りで何度がペースを上げて、コンディションを確かめつつ他の選手の様子を伺ったんだ。アレハンドロ(バルベルデ)が集団に残っていたので、自分の動きが失敗に終わってもいいと思ってアタックした。
イエロージャージを手にしたルイ・コスタ(ポルトガル、モビスター): MOVISTAR TEAM
その時点でシュレクはかなり先を走っていたので、まさか追いついて勝てるとは思わなかった。追いついてから一旦呼吸を整えて、そしてアタックした。スイスで総合リーダーになるなんて夢のようだ。高地トレーニングの成果が出たのだと思う」。
2日目が終わりアレハンドロ・バルベルデは個人総合7位につけている。