[Team SKY] クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ2011第7ステージ / 好調ウィギンズがドーフィネ初制覇を果たす!!
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[Team SKY] クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ2011第7ステージ / 好調ウィギンズがドーフィネ初制覇を果たす!!
マイヨヴェールを着るホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)が、1級山岳ラ・トゥッスイールのラスト700m地点で渾身のアタック。強烈な加速で後続を引き離したがロドリゲスが2連勝を飾った。総合は大きく動かず、ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)が初総合優勝に輝いた。
マイヨジョーヌのブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)ら総合トップスリー: photo:Cor Vos
総合優勝はウィギンズの手に。個人TTでリードを広げ、山岳でライバルたちから遅れないという走りで、UCIワールドツアークラスのステージレースで初優勝を飾った。
「ツール・ド・フランスのチャンピオン御用達のドーフィネは、歴史のあるレースだ。名立たる選手が並ぶ優勝者リストの中に自分の名前が加わることを誇りに思う。これはロードレーサーとしてのキャリアの中で最大の勝利だ。チームスカイにとってもファンタスティックな勝利だよ」。
超級山岳クロワ・ド・フェール峠を登るマイヨジョーヌのブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ): photo:Cor Vos
ウィギンズが好調なのは間違いない。だが早い時期にコンディションを上げることで、ツール本番で低迷してしまうとの声も上がっている。ウィギンズはそんな声を一蹴する。「コンディションのピークが早過ぎるとは思わない。最後の登りで良い走りができなかったのを見ただろう?まだトレーニングの段階にあって、コンディションは上がり続けている状態だ」。
2009年ツールで総合4位に入り、オールラウンダーとして一気に開花したウィギンズ。ツールでは総合上位を狙っての出場となる。「アンディ・シュレクやアルベルト・コンタドールを退けてツールで総合優勝するなんて途方も無い話。ずっと総合トップ10を狙ってきた。でもこうしてドーフィネで大きな自信を得た今、目標を総合トップ6に切り替えたい。」
総合表彰台、左から3位アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン、アスタナ)、優勝ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)、2位カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム): photo:Cor Vos
使用機材は DOGMA 60.1 Team SKY 615,000-(Di2専用フレームセット)