[Team SKY] [MOVISTAR] ブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオン2011 / スカイのスウィフトが最終スプリント制覇　モビスターのトンドが総合優勝に輝く

[Team SKY] [ MOVISTAR] ブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオン2011 / スカイのスウィフトが最終スプリント制覇　モビスターのトンドが総合優勝に輝く

2011年4月17日、ブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオン（UCI2.1）の最終第5ステージで、ベン・スウィフト（イギリス、チームスカイ）がスプリント勝利を飾った。総合順位に大きな変動はなく、シャビエル・トンド（スペイン、モビスター）が初総合優勝に輝いている。

集団スプリントを制したベン・スウィフト（イギリス、チームスカイ）: photo:www.vueltacastillayleon.com
スプリントに向けて集団を積極的にリードしたのは、逃げにダウセットを送り込み、力を温存していたチームスカイ。トレインを組んで主導権を握ったチームスカイを先頭にラスト1km。ラッセル・ダウニング（イギリス）に連れられて集団先頭に立ったスウィフトが、力強いスプリントでフランシスコホセ・ベントソ（スペイン、モビスター）らを退けた。

スウィフトはシーズン開幕戦のツアー・ダウンアンダーでステージ2勝を飾っており、これがシーズン3勝目。カヴェンディッシュに続く次世代イギリス人スプリンターとして、着実にステップアップしている。

「今日はメンバー全員の動きが完璧だった。クリス（フルーム）とピート（ケノー）がリードアウトして、最後はラッセルに発射された。トラック競技で培った加速が活きたと思う。これ以上のものは望めないと思うほどの快勝だったよ」。

総合表彰台、左から3位イゴール・アントン（スペイン、エウスカルテル）、優勝シャビエル・トンド（スペイン、モビスター）、2位バウク・モレマ（オランダ、ラボバンク）: photo:www.vueltacastillayleon.com

一方、総合上位陣は集団内でゴール。前日の個人タイムトライアルで総合首位に立ったトンドがリードを守り抜き、初総合優勝に輝いた。トンドは「前半は逃げが中々決まらず、ナーバスな状態が続いた。でもチームのおかげでジャージキープは問題なかった。久々のステージレース総合優勝に大きな喜びを感じている。次はフレーシュ・ワロンヌとリエージュに出場予定だ」と語っている。