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《PINARELLO la moda nuova 2014》 チームスカイと共同開発された専用TTバイク 「BOLIDE」

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《PINARELLO la moda nuova 2014》
チームスカイと共同開発された専用TTバイク 「BOLIDE」



ジロ・デ・イタリアで突如登場したピナレロのニューTTバイク「BOLIDE(ボリデ)」は、ヒドゥンタイプのブレーキや前衛的なシルエットでレースマニアの話題をさらいました。ピナレロラボはタイムトライアルのスペシャリストを多く擁するチームスカイと共同でこのモデルを開発、チームスカイの専用モデルとして正式発表されました。

2012年のツール・ド・フランスはブラッドレー・ウィギンスが制しました。PINARELLO GRAALは、タイムトライアル・ステージにおいて彼のパフォーマンスを最大限発揮させました。そのフレームは、2010年のジロ・デ・イタリアのプロローグでデビューして以来、TTバイクの頂点に立ち続けてきました。GRAALはデビュー戦でポディウムの頂点に登りつめました。それはもう1人の偉大なツール・ド・フランス チャンピオンであるミゲール・インデュラインのTTバイクから始まったピナレロの栄誉を再確認する出来事でした。

ジロ・デ・イタリアでBOLIDEを駆るブラッドリー・ウィギンスジロ・デ・イタリアでBOLIDEを駆るブラッドリー・ウィギンス 今年のツール・ド・ロマンディでのクリス・フルームの勝利などGRALLは輝かしい活躍を続けていますが、ピナレロ社は常に先に進み将来を見据えています。

2012年のツール・ド・フランスで勝利したTTバイクをさらに改良するために、Pinarello Labの技術者とエンジニアたちは、1年以上かけてチームスカイと共同で開発を続けていました。
そして彼らはついにBOLIDE(ボリデ)を創り出したのです。

ほとんどのバイクブランドが空気力学(エアロダイナミクス)的アプローチでTTバイクを製作しますが、同様に我々のプロジェクトも個々のコンポーネントがエアフローに与える影響を調査するところから始めました。 BOLIDEはGRAALに対してトータルで15%もエアロダイナミクス効果を向上させる驚異的な数値を得ました。

エアロダイナミクス的に大きな改善点は以下の通りです:

新しく用いられたエアフォイル形状の各チューブ新しく用いられたエアフォイル形状の各チューブ 空力特性を向上させるヒドゥンタイプのブレーキシステム空力特性を向上させるヒドゥンタイプのブレーキシステム 新たに用いたエアフォイル(翼形)形状のチューブのプロフィールはすべて風の状況(正面、側面など)で最も空気抵抗が低くなり、ある特定の状況下でも空気を押しわけて進むようにデザインされています;

リアホィールに近い位置で発生する乱流を制御するため、シートチューブ後端部は”凹面形状”になっています;

空気力学的に大きな抵抗となるブレーキキャリパーは気流に影響を与えないよう完全に統合されています;

見た目の美しさ以上に、翼形間の気流に悪影響を与えないよう各ケーブルは完全にフレーム内部を通されています;

フレームと連続性あるデザインをしたインテグレーテッドハンドルフレームと連続性あるデザインをしたインテグレーテッドハンドル 空力特性を向上させるためケーブル類はすべてフレーム内に内装されます。空力特性を向上させるためケーブル類はすべてフレーム内に内装されます。

ユニークなデザインのインテグレーテッド・ハンドルはフレームと連続性の有るデザインとなり、従来のステムと比較して大幅に空気抵抗を減らしています;

BOLIDEでは、電子制御変速システムは完全にフレーム内に統合されます;

電子制御シフターコントロールは完全にハンドル内に内装され、正面から受ける気流で発生する乱流をさらに減少させています。

そしてもうひとつの重要な改善点はフレームの「剛性」です。この改善によりライダーは持てるパワーをすべて利用することが可能になります。この「剛性」は以前よりピナレロのトレードマークとなっています;

チューブ構造の最適化:従来の空気力学的な翼形とは異なり、我々が開発したセクションはエアロダイナミクスを最適化します。その一方でGRAALと比較してさらに剛性を確保しています;

空力特性の向上と剛性の確保を強く意識したフロント周り空力特性の向上と剛性の確保を強く意識したフロント周り 1″1/8と1″1/4のベアリングを使用するテーパー形状のヘッドチューブは、ハンドリングとエアロダイナミクス的な要求を満たします;

現在のピナレロのDNAともいえる非対称形状のチェーンステイは、チェーンの引きから発生する非対称な力を制御します;

カーボンファイバーの積層もフレームのさらにストレスを受けるエリアに対して補強するよう最適化されています。それは従来のカーボンファイバーと比較して無比の際立って優れた特徴を持つ新しくてユニークなTORAYCA 65HM1K を用いています。その他にも、BOLIDEには無数の小さな改良が施されています;

最も目立つ部分は「ヒドゥン・ブレーキ」です:Pinarello LABによってデザインされたそのブレーキは、ブレーキキャリパー周辺で発生する事が知られている制御不能な乱流の発生率を軽減する2つのカバーによって隠されています;

ボトムブラケットはフレームの重要な部分で剛性を最大にするためBB86が採用されています;

取外し可能な新しいフロントディレイラー・ハンガーは完全にフラットなコースでのレースのために、完全にディレイラーを取外し特別なプレートと置き換えられるようになっています;

ツール・ド・ポローニュ2013第7ステージでステージ優勝を飾ったブラドレー・ウィギンズ(イギリス、スカイプロサイクリング): photo:Riccardo Scanferlaツール・ド・ポローニュ2013第7ステージでステージ優勝を飾ったブラドレー・ウィギンズ(イギリス、スカイプロサイクリング): photo:Riccardo Scanferla

THINK2: BOLIDEはメカニカルコンポーネントと電子制御コンポーネントのどちらにも完全に対応します;

ウォーターボトルの位置は空気力学的なパフォーマンスを向上させるためにボトムブラケットの近くに装着することが出来ます。ダウンチューブの形状はボトルを気流から隠すために最適な形状をしています。

リアドロップアウトは、フレームとリアホィールの隙間をより狭くするためトラックフレームと同様の形状をしてます;

ボトムブラケット周辺はSRMRセンサーを内蔵できるようになっています;

BOLIDEはUCI規則に完全に合致し承認を得たフレームです。よって、UCIに認められたすべての国際レースに使用する事が出来ます。

BOLIDEは、GRAALと比較して15%も空気抵抗を低減し、重量は5%も軽くなっています。
BOLIDEは、サー・ブラッドリー・ウィギンスによって2013 ジロ・デ・イタリアで使用されデビューしました。

技術的進歩によりBOLIDEは、ピナレロが持つイノベーションとイタリアン・クラフトマンシップの融合による新しい回答です。

BOLIDEはフレームキットでの販売となり、TTハンドルシステム、ブレーキレバー、ブレーキ本体、シートポストがセット になります。

カラー:825/ゴールド, 826/スカイ, 827/ブラックレッド
サイズ:45, 52.5, 55(CC)
※BOLIDEはすべて受注発注となります。

税込定価:1,530,000-(フレームセット)

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