[MOVISTAR TEAM] クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ2012第6ステージ / クインターナが最難関山岳制覇 エヴァンスの攻撃をスカイが封印!!

6つのカテゴリー山岳が登場するクリテリウム・ドゥ・ドーフィネ第6ステージで、果敢に逃げグループから飛び出したナイロ・クインターナ(コロンビア、モビスター)がビッグネームを振り切る大金星。カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)の攻撃にも、チームスカイの牙城は崩れなかった。

Victoria QUINTANA - Critérium du Dauphiné / MOVISTAR TEAMVictoria QUINTANA - Critérium du Dauphiné / MOVISTAR TEAM 最後までリードを守ったクインターナは、エヴァンスを16秒、メイン集団を24秒振り切ってゴール。今年モビスターに合流した22歳のクライマーが、UCIワールドツアーレース初勝利を掴んだ。

クインターナは2010年にツール・ド・ラヴニールで総合優勝し、2011年ボルタ・ア・カタルーニャで山岳賞を獲得。今年ブエルタ・ア・ムルシアで総合優勝している。レース後のインタビューでクインターナは「最後の登りで貯まった疲労が抜けないままゴールに向かって下ったけど、何とかリードを守りぬくことが出来た。何としても逃げ切りたいという気持ちが強くて、こうしてわずかな差での逃げ切りが決まったんだ」と喜ぶ。


独走でゴールするナイロ・クインターナ(コロンビア、モビスター): photo:Cor Vos独走でゴールするナイロ・クインターナ(コロンビア、モビスター): photo:Cor Vos また、クインターナは「山岳賞のサルミエントも表彰台に登ったし、母国コロンビアがこうしてトップシーンに戻ってきたことを嬉しく思う。サルミエントは兄弟のようなもの。彼が同じ逃げグループに入ったことが、成功に繋がったとも言える」とコメント。ジロ・デ・イタリアに引き続き、コロンビア人の活躍が目立っている。

屈強なアシスト陣に守られたウィギンズは、エヴァンスから8秒を失ったものの、1分以上のリードをキープしたまま最終ステージに挑む。「チームスカイがメンバーを揃えて登りで集団を牽引。テネリフェでのトレーニングキャンプで徹底的に練習した通りの走りだった。最大の難所は越えたけど、まだドーフィネは終わっていない。『勝った』と言うには早過ぎる」と、ウィギンズ。マルティンが遅れたため、総合2位にロジャース、総合4位にフルーム、そして総合9位にポルトが浮上。当然チーム総合成績では断トツのトップだ。